チェック項目「はい」が5〜8個

腰痛発生の危険度がやや高い人。
そろそろ気をつけましょう。


レベル2のあなたは、腰痛の要注意な人です。
 身体の前面(腹筋)−後面(背筋、臀筋)の筋力バランスが崩れている人や体前屈が良くできない人(後面の柔軟性が低い人)に多く見られます。
 かんたん体力チェックで確認しましょう。

 

★腹筋力チェック★

仰向けになり両膝を90度に曲げ、肩が床から20cm離れたら静止する。 両足のかかとは床に着けておく。
◎5秒間以上静止できる
  ……みなさんにためしてもらいたい
○5秒間静止できない
 ……腹筋をきたえる簡単トレーニング
△床から肩を上げられない
 ……腹筋をきたえる簡単トレーニング

★体前屈チェック★

両足をそろえたまま前に伸ばして座り、上体を前に曲げて両手で足先をつかむ。足先がつかめなければ、くるぶしをつかむ。つかんだら3つ数える。 つかむときに膝を曲げない。
ゆっくり前屈してゆく。
◎足先をつかめる
  ……みなさんにためしてもらいたい
○くるぶしをつかめる
 ……しなやかな身体づくり
△できない
 ……しなやかな身体づくり

 

 

★腹筋をきたえる簡単トレーニング★

 背筋は日常生活の動作でもよく使われているので比較的、筋力が維持できています。ところが、腹筋の出番はほとんどありません。このために、多くの人が、背筋に比べて腹筋が弱くなっています。


◆上体おこし (腹直筋の上部)

手の位置、足の位置で強度を調整できます。

タイプ1
両手をアゴの上に置き、クビをギブスのように固定する。
タイプ2
両手を組んで頭の後ろに置く。
タイプ3
両足を床より高い位置で。


◆足あげ腹筋 (腹直筋の下部)

膝をペダリングの要領で回転させる

タイプ1
片足は直角に曲げ、床に置いたままで。
タイプ2
両足でペダリング。
タイプ3
両足同時に。

・上体おこし、足あげ腹筋は鍛える部位が異なります。両方をためしてください。
・タイプ1からはじめます。20回が無理なくできるようになったら、タイプ2、タイプ3へすすみます。

このトレーニングの次は、「みなさんにためしてもらいたい!!」 をためしてください。