公益財団法人かながわ健康財団
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登録者にご不幸があった時
角膜の場合
ご遺族からアイバンクにご連絡いただきますと、医師が派遣され、眼球の摘出が行われます。
摘出後には義眼を入れますので、顔の形が変わるようなことはありません。いただいた眼球は、角膜移植を待っておられる病院に送られます。提供してくださった善意の角膜は、視力を回復した方の目となって、生き続けることになります。

なお、摘出は、お亡くなりになってから(10時間〜12時間)以内と言われていますが、季節や亡くなられた時の状態も関係しますので、なるべく早くご連絡頂きたいと思います。
腎臓の場合
腎臓移植を成功させるためには、提供される腎臓は心停止から60分以内に摘出されることが望ましいとされています。したがって、献腎していただける状況は限定されますが、急病や事故等で脳死状態になったときに、移植コーディネーターまたは主治医から家族の方に提供のお願いをして承諾を得られた場合、または家族の方から主治医にお申し出があった場合、心停止後にその病院で腎臓摘出を行います。摘出に要する時間は約2時間で、その後丁寧に処置をしてご遺体をお返しします。2個の腎臓の提供でふたりの腎不全患者さんに移植を行えます。